PAS(高圧気中負荷開閉器)・LBS(高圧交流負荷開閉器)の交換工事と高圧ケーブル張替工事|埼玉県久喜市
更新日:2025年2月13日

埼玉県久喜市の企業様より、PAS(高圧気中負荷開閉器)・LBS(高圧交流負荷開閉器)の交換工事と、高圧ケーブルの張替え工事を行いました。
PAS・LBSを定期的に交換すべき理由(劣化と保守の重要性)
設備の安全運用には、PASやLBSといった開閉器を適切にメンテナンスし、寿命に応じて交換することが不可欠です。電気設備も人間の体と同じように年数とともに劣化していきます。
劣化が進んだ機器を使い続けると、開閉不良や絶縁不良などのトラブルが発生しやすくなり、停電事故や設備故障のリスクが高まります。
特に開閉器が故障すると電源を遮断できずに事故が拡大したり、逆に復旧操作ができず長時間の停電を招いたりする恐れがあるため注意が必要です。
高圧ケーブルの劣化と張替え工事のポイント
今回の工事では、高圧ケーブル(受電用ケーブル)の張替えも実施しました。
高圧ケーブルは電力会社からの受電点とキュービクル(受電設備)をつなぐ重要な導体であり、経年劣化によりトラブルが起こりやすい部分です。
また、ケーブルは普段目に見えない場所(地中や屋内配線経路)に敷設されているため劣化の兆候を発見しにくく、ある日突然トラブルが顕在化してしまうリスクがあります。
工事前の準備について
PASやLBSの交換工事には、綿密な準備が不可欠で、工事の前には必ず現場調査を実施いたします。
また、高圧ケーブルの太さなどは目視だけでは判断が難しい場合があります。そのため、過去の電気主任技術者による点検記録の確認が非常に重要となります。
今回の工事では、既設の22sq高圧ケーブルが使用されていることを確認し、全面的に38sqのケーブルへ張り替えを行いました。
工事に必要な準備
- 仕様の決定
- 電力会社との申請および協議
- 道路使用許可の取得
- 重機(クレーン車や高所作業車)の手配
- リスクアセスメントの実施
- 作業手順書および計画書の作成
- 停電を伴う作業のため、工事案内を作成し関係者へ協力要請
これらの手順を経て、工事日程を決定いたします。そのため早めのご相談をお願いしております。







電気主任技術者の点検記録だけでなく現場でも38sqのケーブルを使用していることがわかるように札を付けておきました。
設備更新の重要性
株式会社恒電社では、お客様の受電設備の安全性と信頼性を向上させるため、波及事故防止に最適な設備をご提案し、確実な施工を行っております。
高圧ケーブルの交換は、屋外であれば15年~20年程度 屋内であれば20年~30年程度(水と接触しない場合)と言われています。
特に1980年以前に製造された高圧ケーブルは水分に弱く、水トリー現象(絶縁体の劣化による樹枝状の損傷)が発生しやすいため、ケーブル事故も多発しています。こうしたリスクを防ぐためにも、定期的な点検と計画的な更新が必要です。
高圧受電設備更新・改修工事は、ぜひ株式会社恒電社までお問い合わせください。