トランス・コンデンサ撤去(PCB含有)|東京都
更新日:2025年5月7日
高圧・低圧切替およびトランス・コンデンサ撤去工事

2024年7月、弊社ホームページを通じて、東京都内の企業様より「高圧・低圧切替工事」および付帯する機器撤去作業のご依頼を頂きました。切替工事は同年11月に完了し、それに伴い不要となった屋上キュービクル内のトランスおよびコンデンサ(PCB含有)の撤去を行いました。
高圧低圧切替工事の現地調査およびPCB検査
現地調査において、高圧・低圧切替工事の作業の流れを決めると同時に、トランス×2台・コンデンサ×1台の計3台の絶縁油のPCB検査を専門業者に依頼しました。その結果、PCBが基準値を上回り検出されました。(PCB質問集参照)
高濃度PCB廃棄物(高圧変圧器・コンデンサ等)は中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)で無害化処理を行い、低濃度PCB廃棄物は環境大臣認定または都道府県知事等の許可を受けた施設で処分するため作業日を分け2024年11月末に高圧・低圧切替工事 2025年3月に撤去工事を行いました。
屋上キュービクルからのトランス・コンデンサの搬出
撤去工事においては、近隣住民・事業者様へのご迷惑を最小限に抑えるよう、以下のような体制で作業を実施いたしました。
- 工事の数日前には近隣に工事のご挨拶
- 工事当日は道路を封鎖しラフタークレーン車を設置
- 交通誘導員2名配置
- 屋上キュービクルからのトランス・コンデンサの搬出
- 廃棄物収集運搬業者へ車上渡し→処理場へ


1978年7月製造、40年以上前の高圧進相コンデンサやトランスはPCBが含有されている可能性が高い。
※PCB廃棄物の処理期間は令和9年3月31日で終了
廃棄物収集運搬業者のトラックにて廃棄物処理業者へ搬入してもらい処理をしてもらいます。
専門業者にてきちんと処分
弊社では、PCBの処分に関して、廃棄物処理委託契約ならびに廃棄物収集運搬委託契約をご依頼主の企業様ときちんと書面で契約をしていただきます。また処理業者より搬出・運搬・処理に関して「業務完了報告書」を提出していただき確実に処理をした旨、確認をしております。
高圧・低圧切替工事ならびに高圧進相コンデンサ・トランスの処分は、お気軽にご相談ください。