施工事例

高圧機器更新工事|埼玉県行田市

投稿日:2025年8月1日
更新日:2025年8月1日

LBS・変圧器・高圧コンデンサ更新工事 ㈱恒電社

変圧器入替作業 手前撤去品 奥更新品

埼玉県行田市にある飲食関係の店舗の高圧機器更新工事のご依頼をいただきました。
以前PAS(高圧気中負荷開閉器)とSOG(地絡方向継電器)ならびにケーブルの更新工事のご依頼もいただいたお客様で、今回2期工事としてLBS・変圧器・高圧コンデンサ更新工事のご依頼をいただきました。

2026年4月以降に適用される「トップランナー変圧器 第三次判断基準」に関して、各メーカーは、新しい基準に適合した開発を進め、すでに販売をスタートしています。現行品の受注が終了するという情報を得て急ぎ見積もりをし工事を行いました。(2025年8月現在新しいものしか発注できなくなっています)

高圧機器更新工事 工事当日の流れ

 0:30~ 作業前準備(恒電社)
 1:00~ 停電操作・離線作業(保安協会・電力会社)
 1:30~ 設備更新工事(恒電社) 4:00~ 耐圧・リレー試験(保安協会)
 4:30~ 電力会社接続(電力会社)
 ~5:00 復電

LBS更新前

LBS更新後

高圧コンデンサ更新前

高圧コンデンサ更新後

検相状況更新前 正回転

検相状況更新後 正回転

2026年4月移行に適用される「トップランナー変圧器」と現行との違い

現行のトップランナー変圧器(2014年基準)と2026年4月以降に適用される「トップランナー変圧器第三次判断基準」に適合した変圧器の主な違いは以下の3点に集約されます。

1.エネルギー消費効率(省エネ性能)の大幅な向上
最大46%のエネルギー消費効率向上が見込まれるという情報があります。

2.変圧器の寸法と質量の変化
エネルギー効率を向上させるために通常、より良い磁気特性を持つ鉄心材料を使用したり巻線の抵抗を低減するために量を増やしたりする必要があります。その結果新基準に適合する変圧器は現行品に比べて本体の寸法や質量が大きくなる傾向があります。→これが既存のキュービクル内に設置する場合スペースに収まらない可能性があります。場合によっては設置場所の変更なども必要になると考えられます。

3.価格の上昇
省エネ性能の向上は、より高性能な材料の使用やより複雑な製造プロセスを伴うため製造コストが増加します。そのため現行品に比べて本体価格がかなり高額になるという情報があります。
ただ、導入コストはあがりますが、ランニングコストである電気料金は削減されるため長期的な視点で費用対効果を考慮する必要があります。

高圧設備工事は、㈱恒電社にお任せください

㈱恒電社では、高圧の工事に関する豊富な実績と高度な技術力を持つ専門スタッフがお客様の設備の安全性と信頼性を確保致します。ご相談は下記「お問い合わせ」よりお願いいたします。

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