施工事例

高圧コンデンサ交換工事|埼玉県蓮田市

投稿日:2025年10月7日
更新日:2025年10月7日

高圧機器の製造年月日は銘板で確認を!

埼玉県蓮田市にある企業様より、製造年月日が2001年の高圧コンデンサのPCB検査ならびに更新工事のご依頼をいただきました。

PCBはかつて電気絶縁油などに使われていましたが、毒性が高いため、現在では製造・使用が禁止されており、法律に基づき処分が義務付けられています。
一般的に高圧コンデンサのPCB検査(判別)は、銘板の確認によって製造メーカー・型式・製造年月日を調べます。次に調べた情報を元にメーカーに問い合わせます。
メーカーからの回答が「不含」または「高濃度PCBではない」であっても1990年代以降に製造された機器では、保守作業などで交換・継ぎ足しされた絶縁油に微量のPCBが混入されている可能性がある場合があります。

今回の高圧コンデンサは、2001年製造ということで問題はないであろう、ということでしたが専門の分析機関でPCBを測定を行い最終的な判断を行いました。


「検査結果は、PCB廃棄物の処理目標基準を下回り、PCB廃棄物に該当しない」というものでした。

高圧コンデンサ交換時間は2時間

キュービクルの位置やボルトの位置・ケーブルの長さ・銘板の確認を行うため、1日現地調査に伺わせていただきました。そこから見積もりを提出し、コンデンサの納品までに約2か月程かかりました。

高圧コンデンサ更新前

高圧コンデンサ更新後

高圧機器PCBに関するご相談はお早めに

サンプリングから分析には数週間から1か月ほどを要し、処理施設の予約や行政への届出手続きなどを考慮すると、最短でも数か月から半年程度かかる場合があります。PCBの含有が疑われる場合は、早めにご相談ください。


PCBに関する”よくある12の疑問”を弊社サイト内にてご紹介しています。ご一読ください。

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