施工事例

PAS(高圧気中開閉器)・SC交換工事|埼玉県川口市

投稿日:2022年11月14日
更新日:2024年8月24日

高圧受電設備の更新工事は、㈱恒電社へ

この度、経年劣化による設備更新の一環として、PAS(高圧気中開閉器)およびSC(高圧進相用コンデンサ)の交換工事を承りました。

工事の概要

既存のPASを取り外し、新しいPASを設置しました。同時に、SC(高圧進相用コンデンサ)の交換も行いました。これにより、最新の設備への更新が完了し、電力供給の安定性と安全性が向上しました。

工事の最後には、主任技術者によるリレー試験を実施し、その後、電力会社による接続工事を行い、すべての作業が完了いたしました。

設備の役割と必要性

PAS(高圧気中開閉器)は、受電側で電気事故が発生した際に、それを迅速に遮断して電力会社への波及を防ぐ重要な役割を担っています。PASが正常に機能することで、事故が発生した場合でもその影響を局所に留めることができ、電力供給の安全性が確保されます。

一方、SC(高圧進相用コンデンサ)は、電力系統において無駄な電気を発生させないようにする役割があります。これは、わずかながらも消費されない無駄な電力の発生を抑制することで、エネルギー効率を高めるための装置です。

リスク管理と早期交換の重要性

電気事業法では、電力会社は事故に対する保証を行わないと規定されています。

そのため、波及事故が発生した場合には、事故元である設備所有者の責任となり、損害賠償のリスクが生じます。このようなリスクを未然に防ぐためには、PASの定期的なメンテナンスおよび早期の交換が重要です。

リスクを未然に防ぐために、PASの設置・早めの交換をお勧めさせていただいておりますので、高圧受変電設備の更新工事はお気軽に恒電社にご相談くださいませ。

電力側のASを遮断し停電させ、古いPASを取り外します。

ウインチ付きの高所作業車にて新設するPASを吊り上げ固定し、需要者側の高圧ケーブルと接続します。

今回SC(高圧進相用コンデンサ)交換工事も行いました。

主任技術者によるリレー試験と電力会社の接続工事を行い完了となります。

※セキュリティの関係上、一部モザイク処理をさせていただいております。

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