施工事例

トランス(変圧器)更新工事|埼玉県川口市

投稿日:2024年4月25日
更新日:2024年5月28日

低濃度PCB廃棄物の処理期限は2027年3月31日まで

川口市にある企業様より高圧受電設備(キュービクル)内のトランス(変圧器)更新工事のご依頼をいただきました。トランス交換に際し、お問い合わせの際に重要となるポイントは以下の通りです。

  • 既設トランスの使用年数・重量・寸法およびPCBの有無
    2027年の期限が近づくと、処理施設の予約状況によっては受託が難しくなる場合がありますので、早めの確認が必要です。
  • トランスの搬入経路の確保
    搬入経路が確保できるか否かも重要なポイントです。今回のケースでは、既設トランスの重量が160kgで、PCBが含まれているものでした。また、ビルの屋上にキュービクルが設置されているため、クレーン車を使用した入替作業が必要となりました。更新作業時には、周辺への影響も考慮し、休日や夜間に作業を行うかの検討が必要となります。

高圧受変電設備(キュービクル)やトランスの更新工事については、信頼と実績のある㈱恒電社にご相談ください。当社は、豊富な経験と高い技術力でお客様のニーズに応じた最適なソリューションを提供いたします。

既存のトランス

通常、お問い合わせ→現地調査→見積もり・打合せ(契約)→施工開始→設置完了といった流れになります。

クレーン車でトランス交換

ビルの屋上にキュービクルが設置されており、クレーン車での入替作業となりました。重機配置に関して道幅など十分な確保ができるかも確認が必要となります。

既存のトランス

低濃度PCB廃棄物の処分期間は、PCB特措法において令和9年(2027年)3月31日で終了します。工事以外にPCB汚染廃棄物処分費というのが必要になります。

更新後の新しいトランス

古いトランスは、内部の絶縁体の劣化や過負荷により漏電や火災などのリスクが高くなります。また効率が低下すると電力の損失が増えエネルギーの無駄遣いが生じます。

※セキュリティの関係上、一部モザイク処理をさせていただいております。


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