施工事例
2021/02/28
高圧進相コンデンサ(SC)交換工事 | 埼玉県 川口市
投稿日:2021年2月28日
更新日:2025年6月3日
更新日:2025年6月3日
高圧進相コンデンサー(SC)交換工事

川口市の企業様より高圧進相コンデンサ(SC)交換工事のご依頼をいただきました。
高圧進相コンデンサとは
高圧進相コンデンサは「SC」ともよび、「Static Capacitor」の略称です。
高圧進相コンデンサ設備は、系統の力率を改善し、電力のムダを省く機器として設置します。高圧進相コンデンサの適切な交換は、電力ロスの低減や法令対応の面で確かなリターンを生みます。
設置方法、取扱いが正しくないと、コンデンサとしての機能を果たさなくなるだけではなく、系統の短絡・地絡などの二次的な事故にもつながる可能性があります。
交換時期と遵守すべき法令
高圧進相コンデンサの交換目安の推奨は15年です。加えて、環境規制への対応も不可欠です。
15年を過ぎた設備の留意点
- 絶縁劣化による発熱・破裂リスク
- 内部油交換が難しく、メンテナンスコストが上昇
PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有検査の義務
- トランス・コンデンサ廃棄時にはPCB検査が必須
- 排出事業者は、収集運搬業者へ有害物質の有無を通知する法的責任
お問い合わせはお気軽に
高圧進相コンデンサの老朽化を放置すると、
- 電力コスト増
- 設備故障リスク
- 法令違反ペナルティ
といった損失につながります。 設計寿命(15年)を迎えたら計画的な更新をご検討ください。ご不明な点などございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

