施工事例
2024/04/22
高圧進相コンデンサ(SC)交換工事 | 埼玉県さいたま市
投稿日:2024年4月22日
更新日:2025年5月28日
更新日:2025年5月28日
高圧受変電設備の定期点検・更新工事

さいたま市にある企業様より高圧進相コンデンサ交換工事のご依頼をいただきました。
高圧受電設備の中に設置される「コンデンサ」と呼ばれる部品。老朽化したコンデンサの使用を続けると突然の事故を引き起こす可能性があるため、定期的な点検と更新が必要です。
高圧進相コンデンサとは
高圧進相コンデンサは、「Static Capacitor」の略称から「SC」とも呼ばれています。キュービクルや受電所などの高圧受電設備で使用される電気機器です。
電力会社から供給される高圧電力は、変圧器を利用して200Vや100Vまで降圧され、負荷の動力として使用されます。
老朽化したコンデンサの使用によるリスク
老朽化したコンデンサは、突然の事故を引き起こす可能性があります。機器の老朽化は安定した機能や性能の維持を困難にするため、下記のようなリスクを伴います。
・力率の低下
・電力料金の増加
・進相容量の不足
・高調波障害
お問い合わせはお気軽に
電力用コンデンサ設備は、一旦電源が投入されると、常に全負荷で使用されるとともに、開閉の度に大きな突入電流や過渡過電圧にさらされます。また、高調波電流の流入により過負荷になるなど、過酷な条件で使用されます。
安全に電気を使用いただくため、また思わぬ重大事故や波及事故を防ぐためにも、定期的な点検と更新推奨時期(15年)を目安とした計画的な機器更新が不可欠です。
高圧コンデンサの点検・交換工事につきましては、ぜひお気軽にご相談ください。

