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【キュービクル】更新工事の事例まとめ

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#キュービクル
投稿日:2026年3月31日
更新日:2026年3月31日

近年、受変電設備の老朽化によるトラブルや、トップランナー制度への対応、または保守部品の供給終了といった問題が顕在化しています。特にキュービクルは、建物や工場の電力供給を担う中核となる設備であり、その更新は安全性や事業継続に直結する重要なテーマです。

一方で、設備担当者の方やオーナーの方の中には、「更新工事がどのような手順で進むのか」「停電期間はどの程度必要か」「自分の設備でも対応できるのか」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。実際、現場ごとに細かな条件は異なってくるため、具体的なイメージを持ちづらいのが実情です。

そこで、本記事では、実際のキュービクル更新工事の事例をもとに、工事の基本的な流れやポイント、現場での工夫などをご紹介します。自施設での更新工事を進めるうえでの参考になれば幸いです。

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キュービクル、PAS、引き込み高圧ケーブルの更新工事 | 埼玉県蓮田市

施工事例を詳しく見る
  • 工事内容:キュービクル、PAS、引き込み高圧ケーブルの更新工事
  • エリア :埼玉県 蓮田市
  • 施設種別:食品工場

埼玉県蓮田市にある食品工場様よりご依頼をいただき、夜間作業にてキュービクル、PAS、引き込み高圧ケーブルの更新工事を行いました。工場の業務が終わった夜間に工事を開始し、まずはPASと高圧ケーブル更新工事を行います。その後キュービクル更新工事を実施しました。

トランス(変圧器)が新省エネ基準(更新工事当時の最新基準:トップランナー2)になり、CO2発生量削減と省エネ効果が得られるようになりました。

高圧受変電設備(キュービクル)更新工事|埼玉県熊谷市・建設業(本社)

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  • 工事内容 :キュービクル更新工事
  • エリア  :埼玉県 熊谷市
  • 施設種別 :建設業 本社
  • 費用レンジ:1000万円以上

キュービクル全体の老朽化によるトラブル回避のため、更新工事を実施しました。

キュービクル撤去時にユニック車を使用する際は、アウトリガーを最大まで張り出し、安定盤や鉄板で路面養生を行い、車体の転倒防止に細心の注意を払います。また、操作者に加えて補助者・監督者を配置し、周囲の安全確認を行いながら慎重に吊り上げ作業を進めます。

キュービクル更新工事|埼玉県 さいたま市

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  • 工事内容 :キュービクル更新工事
  • エリア  :埼玉県 さいたま市
  • 工期   :1日
  • 停電時間 :5時間
  • 費用レンジ:500万円~1000万円

埼玉県さいたま市にある企業より「老朽化したキュービクルと高圧ケーブルを一新したい」というご依頼をいただきました。現地確認の結果、経年劣化が進行しており、ほぼ全てのキュービクル内の機器を交換する必要があると判断され、全面的にキュービクル更新工事を実施いたしました。

新規キュービクルによる安全性の向上、ケーブルタグや回路表示の明確化による、メンテナンス性の向上。また、検相装置の更新による正確な相順確認が可能となりました。

休日の施工で営業への支障を最小限に抑え、撤去した旧コンデンサのPCB検査(破壊検査)を実施しました。

高圧受変電設備(キュービクル)更新工事|さいたま市 岩槻区・工場

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  • 工事内容:キュービクル更新工事
  • エリア :埼玉県 さいたま市岩槻区
  • 施設種別:工場

工場の設備増加によるトランス容量の増設に加え、キュービクルの交換工事のご依頼を受けました。既存のキュービクルからひと回り大きくなるため、事前にベースとなるコンクリート基礎工事から行いました。

基礎工事が一日、交換工事もほぼ一日で終了しました。 自社施工で行いますので、最小限の時間で更新が完了しました。

キュービクル交換工事|埼玉県 久喜市・テナントビル

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  • 工事内容 :キュービクル交換工事
  • エリア  :埼玉県 久喜市
  • 施設種別 :テナントビル
  • 工期   :1日
  • 停電時間 :5時間
  • 費用レンジ:500万円以下

既存のトランスに微量のPCB(ポリ塩化ビフェニル)が検出されたことに加え、キュービクル自体の経年劣化も重なったため、キュービクル全体の交換を行うことになりました。

キュービクル設置当時は周囲に建物が何もなかったものの、経年により周囲に建物ができており、キュービクルの搬出・搬入が難しい場所での工事となりました。

層ビル・キュービクル更新工事|東京都 千代田区

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  • 工事内容:高層ビル屋上のキュービクル更新工事
  • エリア :東京都 千代田区
  • 施設種別:ビル屋上キュービクル

高層ビル屋上のキュービクルの更新の場合、強風、雨、雷などの悪天候時は作業を中断延期する可能性もあります。予備日の設定またビル管理者、電力会社、協力会社などとの連絡体制を確立しておく必要性があります。

まとめ

今回ご紹介したように、キュービクルの更新工事は単なる設備の入替ではなく、安全性や信頼性の向上はもちろん、将来的な保守のしやすさや運用面に関わる重要な取り組みです。現場ごとに条件が異なるため、事前の調査や計画の精度に加え、施工時の柔軟な対応が仕上がりに大きく影響します。

また、停電時間を以下に短く抑えるか、既設設備とどのように取り合いをとるかなど、実際の工事ではお客様の事業や施工条件によって調整が欠かせません。今回の事例が、更新工事の具体的なイメージづくりに少しでも役立てば幸いです。

キュービクルの更新を進める際は、設備の状況や運用条件を踏まえたうえで、最適な計画を立てることが重要になります。早めに情報収集を行い、自施設にあった進め方を検討していくことが、結果的に安全でスムーズな更新につながります。

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記事を書いた人

蕨川 真央
恒電社

蕨川 真央

教育・医療業界を経験したのち、結婚出産を経て恒電社に参画。現在は、マーケティングや採用領域のアシスタントとして従事する。プロフィールはこちら

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