【社員インタビュー】経営企画室|向井 みゆきさん「大事なのは、圧倒的当事者意識。」
今回は、経営企画室に所属している、向井みゆきさんのインタビューをご紹介。
2015年に恒電社に入社した向井さんのこれまでの経歴や、転職の際のエピソード、現在の仕事に対する思いまでお話していただきました。
インタビュー:経営企画室 向井 みゆきさん
——まずは自己紹介をお願いします。
向井みゆきと申します。
恒電社には入社して9年目になります。現在は、経営企画室のカスタマーサポートチームでマネージャーを務めています。
——業務内容や1日のルーティン、1週間のスケジュールについて教えてください。
私たちのチームでは、お取引先または恒電社のメンバーとコミュニケーションを取りながら、太陽光発電や電気工事に関わる部材の受発注・納期管理を担当しています。
基本的には、商社やメーカーなどのお取引先とのメールでのやり取りが主な業務内容となります。
週初めには1週間の流れをチーム内、そして関連する事業部の方々と決めておくことで、部材の納期などでお客様にご迷惑がかからないように受発注管理をしています。
1日単位でも、毎日15分の打ち合わせをしてお互いの進捗確認を行い、他の部署との連携をとりながら業務を進めています。
——どのような時に仕事のやりがいを感じますか?
私たちのチームのミッションは、商社・メーカーや恒電社のメンバーと連携をとりながら、工程通りにお客様に設備のお引き渡しができるように部材の受発注管理をすることです。なので、工事が無事に竣工し、お客様へのお引き渡しが終わった時に初めて達成感を感じますね。
あとは、基本的に対面でお客様とお話することはあまりないのですが、間接的にサポートさせて頂いたお客様の表情や満足して下さっていることが導入事例インタビューで分かった時も一生懸命やってよかったなと嬉しい気持ちになります。
恒電社入社前のご経験
——恒電社に入社する前は、どのような仕事をしていましたか?
いくつかの職を経験しましたが、前職ではネイリストをしていました。
実は、以前から齋藤さんのネイルを見て、素敵だなーと思ってました!(笑)
——嬉しいです!どうしてネイリストになろうと思ったのでしょうか?
自分がネイルをしてもらうことが大好きだったからです。
最初はお店で働きたいというよりも、自分の爪を自分で綺麗にしたり、身近な人にネイルしてあげたいという思いで勉強を始めました。
その後もっと本格的に学びたいと思い、学校に通いました。
もちろん学校の学生達はプロになることを目指していますので、2年間その学生達と一緒に過ごしているうちに、私もプロになりたいと思い、資格を取ってネイリストになりました。
今でも休みの日には友達のネイルをしてあげたりしています。
私自身、仕事中はもうひたすらお客様とお話をすることも、仕事内容や環境も含めてネイリストはすごい楽しかったです。
——ネイリストの経験が今でも活きていると感じることはありますか?
今に活きていることは、ネイリストの時に学んだ「ヒアリング」や「雰囲気作り」なのかなと思いますね。
私の考えとして、ネイリストにとって「お客様のご要望をしっかりとヒアリングすること」が最も大事だと思っています。
お客様はネイルのプロではない方が多いので、細かな技術面だけでネイルの“良し悪し”を判断することは少ないです。
もちろん技術も大事ですが、加えて「ネイルをしてもらっている間、気持ち良い時間を過ごせた」「要望をしっかりとヒアリングした上で丁寧な接客してくれた」などの“体験”が、ネイルの良し悪しに影響を与えると考えていました。
なので、お客様に「この人になら願望を伝えられるかも」と思ってもらえるような雰囲気作りをすること、そして「どうしてネイルをしているのか?」「どんなデザインが好みなのか?」「なぜそのデザインが好みなのか?」など、お客様の考えや好み、パーソナリティを加味して、丁寧にヒアリングすることをとても大事にしていました。
たとえ技術があったとしても、ネイリストがあまり話さないタイプだと「何か思い通りじゃないな…」とモヤモヤしたままお客様が帰ってしまうこともありました。
それを見ていると、せっかくすごい技術があるのに勿体無いと思うことが多々ありました。
今もヒアリングの仕方で、ものすごく意識しているのが「自分が内容をきちんと理解しきるまで聞く」こと、これは必ずやっています。
何か依頼を受けたときに、最短で対応するためにまずは正しく理解することが大切だと考えています。
専門性が高い内容もあり難しいことではありますが、「その方は何をしたいか?」「どんな思いで依頼をしているのか?」を確認してから業務にあたるよう、チーム全体で心がけています。
恒電社への入社
——ありがとうございます。ネイリストを経て、恒電社との出会いを聞かせてください。
代表の恒石さんと一緒にお仕事をしている知人から、恒電社という面白い会社があると紹介を受け、面談をしました。それが約9年前のことで、ちょうど転職を考えていた時期でした。
ネイリストの仕事はとても楽しく、不満はありませんでしたが、サービス業ということもあって、夜遅くまで働いたり、様々な店舗に出勤することもありました。
「今日はまず千葉の店舗に行って、午後から神奈川に行かなければならない」といった感じで、帰りも遅くなることも少なくなかったんです。
なので、非常にやりがいはあるものの、結婚や出産など女性として将来を考えると、長く勤めることはできないと感じていました。
長く続けられる仕事を探していたところちょうど声をかけていただけたので、ありがたいと思い入社しました。
——恒電社の雰囲気はどう感じましたか?
入社した時から人の良さがものすごいある会社だと思いました。本当にみんな優しいなって思います。
多分そういう雰囲気作りをしてくれてるんですけど、家族のような温かい雰囲気がすごい好きです。
——最初はどんな仕事をしていたのでしょうか?
入社した2015年当時の恒電社は、野立ての太陽光発電所の建設工事が何件も進行していました。FIT制度を活用したい投資家様向けに太陽光発電所の建設工事を行っていた時代ですね。
人手が足りていなかったので、事務・営業という一つの役割を担うのではなく、役割問わずできることから何でもやってほしいというお話をいただいて入社しました。
最初はメーカーの展示会にメーカーの一員として参加し商材を学びながら営業をしたり、子会社のコデンエナジーバンクに商社機能があったので物販のお仕事もしたりもしましたね。
時には事務もやりましたし、はたまたトラックに乗って物を運んだり、何でもできることはやっていました。(笑)
その後、紆余曲折を経て、会社の規模が拡大し始めた頃に当時の上司と相談して、今の役割の専任となりました。
専任となりましたが、入社したときから今まで自分の中で役割の垣根は全然持ってなくて、みんなのサポートになればなんでもやります!という気持ちは変わらず持ち続けています。
——全く違う業種に就職することの葛藤や不安はありましたか?
実はありませんでした。
というのも、ネイリストの前も医療事務やCADオペレーター、給与計算などいろいろやっていたので…。毎回、新しいことに挑戦してスキルを身につけたいと思って転職をしていました。
恒電社に入ってからは、次にって思うタイミングがないぐらい新しいことが常にありますね。
転職のように大きな変化ではないですが、毎日小さなチャレンジに向き合って知識を積み重ねていくことができます。
結果今では、知らないことや分からないことがあってもまったく抵抗がなくなりました。(笑)
何事も調べながら一つ一つ解決していけば、なんとかなるという思いでいます。
それが恒電社、そして再エネ業界で働く楽しさです。
恒電社の働く環境
——向井さんはお子様がいらっしゃるかと思いますが、女性としての働きやすさはどのように感じますか?
会社に妊娠を報告したとき、相談の上、すぐに産休を取得することができました。
妊娠中、私は恒電社で出産後も継続して働けると思って本当に安心しましたし、その後無事に産休を取ることができました。
復帰後も、家族を優先してくれることが多く、本当にありがたいです。
女性が働き続けることはまだ社会的に理解されていないかもしれませんが、恒電社は女性にとっても働きやすい職場だと思います。
あと私のチームは、みんなが小さいお子さんを抱えているため、お互いに家族のことを理解し合えますし、仕事に関するお話だけでなく、ママ同士で子育ての相談をしていたりもします。
今後について
——貴重なお話をありがとうございます!最後に、今後向井さんはどんな人と一緒に働いていきたいか、教えていただけますか?
恒電社に入社した時に「圧倒的当事者意識」という言葉を教えてもらいました。
当時はその言葉を知らなかったんですけど意味を調べたときに、社会人として絶対に必要なことだなと思い、今でも心に残っています。
私自身まだまだ勉強の身ですが「圧倒的当事者意識」を持てるように常に意識しています。
なので、そういう意識を持てている方と一緒に働きながら私自身も成長していけると嬉しいなと思います。
やっぱり会社に勤めていると、何事も“会社のこと”みたいに思っちゃうかもしれませんが、それではいつか対応が行き届かない部分が出てきてしまうと思います。
業界未経験だったとしても、圧倒的当事者意識を持って、お客様目線でも社内目線でも思いやり持ってお仕事ができる方が恒電社に入って下さると嬉しいなと思います。
——向井さん、本日はありがとうございました!