よくあるご質問

検討・基礎知識

Q1.高圧ケーブルはどのくらいの頻度で更新すべきですか?
日本電線工業会の推奨更新周期は、屋内や水の影響がない環境で20〜30年、地中配管など水の影響がある環境で10〜20年です。近年は製造15年未満のケーブルでも水トリー(絶縁体内部の劣化)による絶縁破壊が報告されており、年数だけでなく点検結果(絶縁抵抗・部分放電など)と敷設環境で判断します。お客様のご希望に合わせて、恒電社では更新時に耐水トリー性能を持つケーブルもご提案しております。

▶ 判断材料はこちら 「高圧ケーブルとは?種類・寿命・更新時期の目安」
Q2.ケーブル更新を先延ばしにすると何が起こりますか?
絶縁破壊や地絡につながるリスクが高まり、突然の停電・設備停止を招きます。高圧側の事故はビル全体の停電になり、復旧に半日以上かかる例や、PAS・UGSが正常に動作しなければ近隣を巻き込む波及事故に発展する例もあります。事故後の緊急交換は、部材の納期や電力会社の停電枠の都合で、計画的な更新より割高になりがちです。

▶ 判断材料はこちら 「高圧電気設備、どこまでが『自社の責任』?」
Q3.そもそも高圧受電から低圧受電へ切り替えると、どんなメリットがありますか?
※現在、高圧から低圧への切替工事は一時的にご対応を見合わせております。

契約電力が小さく(目安50kW未満)今後の増設予定もない場合は、高圧受変電設備の更新・保守が不要になる分、設備の維持費を抑えられることがあります。一方で、低圧の電力量単価は高圧より高く、電力会社側の設備工事に伴う工事負担金が数百万円規模になる例もあるため、総額で比べると高圧設備を更新して使い続ける方が有利な場合も少なくありません。電気主任技術者の方とご相談のうえご判断いただくことをおすすめします。

▶ 判断材料はこちら 「高圧か低圧か、どちらが得?」

現地調査

Q1.ケーブル更新工事で現地調査は必要ですか?
はい、必要です。既設配管の状態(固着・変形)、ケーブルの経路と延長、端末部の劣化状況は図面だけでは分からず、工事中の追加費用の主な原因になります。長さがわずかに足りないだけで追加のドラムが必要になることもあります。年次点検報告書と単線結線図を拝見したうえで現地調査に伺い、お見積りを作成します。

▶ 判断材料はこちら 「高圧ケーブル更新工事の費用相場」
Q2.高圧・低圧切り替え工事で現地調査は必要ですか?
※現在、高圧から低圧への切替工事は一時的にご対応を見合わせております。

はい、必要です。低圧化できるかどうかは、契約電力・負荷設備の内容・電力会社側の配電設備の状況で決まり、撤去する高圧機器の内容や跡地の整備範囲も現地で確認します。年次点検報告書・単線結線図・電気料金明細を拝見したうえで現地調査に伺い、切替と高圧設備更新の両案を総額で比較したお見積りを作成します。

▶ 判断材料はこちら 「高圧か低圧か、どちらが得?」

費用・お見積り

Q1.PAS・UAS(UGS)/ケーブル更新工事の見積提出までに必要なものはありますか?
現地調査の前に「年次点検報告書」のご用意をお願いいたします。絶縁抵抗値や指摘事項を拝見してから現地調査に伺うことで、更新が必要な範囲を的確に判断できます。あわせて「単線結線図(竣工図面)」があると、機器の位置と系統を事前に把握できます。「電気料金明細」は電力会社への申請時にご用意ください。

▶ 判断材料はこちら 「点検報告書の読み方|『要注意』と言われたら」
Q2.高圧・低圧切り替え工事の見積提出までに必要なものはありますか?
※現在、高圧から低圧への切替工事は一時的にご対応を見合わせております。

現地調査の前に「年次点検報告書」「単線結線図」「電気料金明細(直近12か月分が望ましい)」の3点のご用意をお願いいたします。切替の可否と経済性は契約電力と使用実績で決まるため、電気料金明細が特に重要です。

▶ 判断材料はこちら 「高圧か低圧か、どちらが得?」

事前のご準備

Q1.PAS・UAS(UGS)/ケーブル更新工事までに準備する物はありますか?
工事実施にあたっては「電気料金明細(請求書の写し)」のご用意をお願いいたします。電力会社への停電申込に供給地点特定番号と契約情報が必要なためです。あわせて、停電周知、関係各社へのご連絡、作業車の駐車・作業スペースの確保はキュービクル工事と同様です。

▶ 判断材料はこちら 「電力申請とは?」
Q2.高圧・低圧の切替にはどんな書類や申請が必要ですか?
※現在、高圧から低圧への切替工事は一時的にご対応を見合わせております。

電力会社への契約変更(高圧の廃止と低圧の新設)、工事計画書、機器図面などが必要で、恒電社が代行します。電力会社側の柱上変圧器などの設備工事に工事負担金が発生する場合があり、申請から受電までに数か月を見込みます。

▶ 判断材料はこちら 「電力申請とは?」
Q3.高圧・低圧切り替え工事までに準備する物はありますか?
※現在、高圧から低圧への切替工事は一時的にご対応を見合わせております。

工事実施にあたっては、停電周知、関係各社へのご連絡、撤去する高圧機器の搬出経路と作業スペースの確保をお願いしております。撤去するトランス・コンデンサはPCB含有の確認が必要な場合があります。

▶ 判断材料はこちら 「PCB含有機器の見分け方・判定方法」

工事当日・スケジュール

Q1.キュービクル関連/高圧・低圧切り替え/照明(LED)設備工事の際に立会いが必要ですか?
はい、必要です。停電前の機器停止と復電後の立ち上げ確認、施工範囲の最終確認をお願いしております。高圧工事の停電操作には電気主任技術者(保安管理者)の方の立会いも必要で、日程は恒電社が調整いたします。

▶ 判断材料はこちら 「【LBSとは? #4】LBS更新工事の流れ|停電調整から復旧まで」
Q2.夜間や土日祝日の工事は対応可能ですか?
はい。別途割増費用を申し受けますが、夜間・土日祝日の工事にも対応しております。高圧工事の停電には電力会社の停電枠が必要で、日曜日は枠が混み合うため、ご希望日の3〜4か月前にご相談ください。営業時間外の工事は1回の作業時間が短くなるため、工期が複数回に分かれることがあります。

▶ 判断材料はこちら 「【商業施設向け】営業を止めずに進める電気設備更新」
Q3.PAS・UAS(UGS)/ケーブル更新工事の際に立会いが必要ですか?
停電操作には電気主任技術者(保安管理者)の方の立会いが必要です。お客様ご自身の立会いは、鍵・入退室と、停電前の機器停止・復電後の確認をお客様側で行える体制があれば、事前にご相談のうえ省略することも可能です。

▶ 判断材料はこちら 「停電時間を最短化するための『事前準備』と『現場対応』」
Q4.ケーブル更新工事の際は停電必須となりますか?
はい、必要です。停電は概ね4〜8時間で、工事は通常1日で完了します。更新範囲に応じて建物全体が停電するのが一般的ですが、工事範囲によっては部分停電にできる場合もあります。テナントビルでは、停電日時・影響範囲・PC・サーバのシャットダウン・エレベーター停止時間を1〜2か月前に周知することがトラブル防止につながります。

▶ 判断材料はこちら 「停電時間を最短化するための『事前準備』と『現場対応』」
Q5.高圧・低圧切り替えに伴う高圧設備の撤去はどんな作業ですか?
※現在、高圧から低圧への切替工事は一時的にご対応を見合わせております。

キュービクル内の遮断器・トランスなどの高圧機器を取り外し、搬出・処分し、跡地を整備します。撤去するトランス・コンデンサはPCB含有の確認が必要な場合があり、含有していれば処分方法と費用が変わります。電力会社・電気主任技術者と連携して進めます。

▶ 判断材料はこちら 「PCB含有機器の見分け方・判定方法」

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