施工事例

キュービクル・PAS・引き込み高圧ケーブル更新工事|埼玉県 蓮田市・食品工場

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キュービクル新設・更新・撤去・修繕

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#埼玉県 #工場
投稿日:2021年3月12日
更新日:2026年10月15日
キュービクル・PAS・引き込み高圧ケーブル更新工事|埼玉県 蓮田市・食品工場

蓮田市の食品工場 キュービクル・PAS・引き込み高圧ケーブル更新工事の概要

見積もりの金額が会社ごとに違い、全体交換と部分更新のどちらが妥当か決められない段階で止まっていませんか。恒電社は現地調査で機器の状態と搬入の条件を確かめ、工事の範囲と内訳が分かる見積もりをお出しします。

食品工場のキュービクル、PAS、引き込み高圧ケーブルの更新工事を、夜間作業にて行いました。
更新後のトランス(変圧器)は、2014年度から施行された省エネ基準(トップランナー2)の機種です。

★日本電機工業会によると、トップランナー2の変圧器は、前JIS(JIS C 4304:1981)の変圧器に比べ約40%の省エネ効果があるとされています。これは変圧器どうしの比較で、本工事や工場全体の削減率を示すものではありません。実際の効果は、既設の変圧器や使い方によって異なります。

変圧器のトップランナー基準の移り変わりや、最新の基準との違いを知りたい方は、変圧器(トランス)のトップランナー基準改定の解説記事もご参考ください。

工事の概要

  • エリア:埼玉県 蓮田市
  • 施設種別:食品工場
  • 施工時期:2021年3月
  • 工事内容:キュービクル(高圧受変電設備)の交換、PAS(高圧気中開閉器)の交換、引き込み高圧ケーブルの交換
  • 作業の時間帯:工場の業務が終わった後の夜間(停電して作業)
  • 施工条件:道路使用許可を取得して片側1車線を規制、交通誘導員を配置、ラフタークレーン・高所作業車を使用
夜間に高所作業車を使い、公道沿いの電柱上のPASを交換する作業の様子

工場の業務が終わるのを待ち、東京電力にて系統を遮断しPASの交換と高圧ケーブルの交換を行いました。
公道沿いにPASがあったため、工事をするには道路使用許可を取得し、片側車線を通行止めにし交通警備の手配をいたしました。

撤去前の既存の屋外キュービクルを夜間に撮影した全景

既存キュービクルの配線、固定されているボルトを取り外し、クレーンにて撤去。

夜間にクレーンで吊った新しいキュービクルを既存の基礎に据える作業員

新しいキュービクルを既存の基礎にクレーンのオペレーターと無線でやり取りしながら慎重に据えていきました。

夜間にクレーンで新しいキュービクルを設置する作業の様子

4面構成のキュービクルを2面ずつに分け、クレーンでつり込み設置しました。

新しいキュービクルの中で、低圧の配線用遮断器に配線を接続する作業員

据え付けたキュービクルの中で、工場の各設備へ電気を送る低圧側の配線用遮断器(ブレーカー)に配線を接続していきました。

建物脇の空き地に設置されたキュービクルの外観

東京電力様の工事、主任技術者様による耐圧試験を経て、弊社4名の電気工事士による更新工事を完了しました。

更新した設備の仕様

この工場では、公道沿いの電柱に取り付けたPASから、引き込み高圧ケーブルを通してキュービクルへ受電しています。今回は、この受電の経路にあたる3つの設備をまとめて新しくしました。

  • キュービクル:屋外用のCB形(主遮断装置に遮断器を使う形式。本設備は真空遮断器=VCB)。4面構成で、外形は幅3,200mm・奥行1,900mm・高さ2,300mm
  • 変圧器:油入変圧器3台(三相300kVA・三相100kVA・単相100kVA)。いずれもトップランナー2の機種
  • 変圧器の合計容量:400kVAから500kVAに変更
  • 保護継電器:太陽光発電用の地絡過電圧継電器(OVGR)と逆電力継電器(RPR)を新しいキュービクルに組み込み
  • PAS:方向性(地絡方向継電装置付き)、定格電流300A、VT(制御電源用の変圧器)・LA(避雷器)内蔵
  • 引き込み高圧ケーブル:6.6kV CVTケーブル 38sq

PASがどんな役割を持つ機器なのか、引き込みに使うCVTなど高圧ケーブルの種類と構造を知りたい方は、以下の記事もご参考ください。

現場の制約と施工の方法

  • 工場の業務を止めないよう、業務が終わった後の夜間に停電し、キュービクル・PAS・引き込み高圧ケーブルの3つを一度に更新しました。
  • PASが公道沿いの電柱にあるため、道路使用許可を取得して片側1車線を規制し、交通誘導員を配置したうえで、高所作業車を使ってPASと引き込み高圧ケーブルを交換しました。
  • キュービクルは4面構成を2面ずつに分け、ラフタークレーンで吊り込んで既存の基礎に据え付けました。
  • 据え付け後は、低圧配線の接続、各種検査、相回転(電気の相の順番)の確認を行いました。

停電工事の前に電力会社へどんな申請が必要か、スムーズに進めるポイントを知りたい方は、電力申請の内容と進め方の解説記事で詳しく紹介しています。

電気主任技術者から更新を勧められたものの、来年に回してよいのか、今動くべきか決めかねている段階でもご相談いただけます。機器の納期と停電できる日から逆算して、発注と工事の時期をご提案します。

関連記事はこちら|PAS・UGS更新工事、キュービクル更新工事の流れ

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