更新日:2026年10月9日
工場やビルなどの高圧の受電設備では、電柱の上や敷地の入り口に、事故のときに電気を切り離す区分開閉器(PASなど)を付けることが多くあります。この区分開閉器に「開け」と指示を出すのが、SOG制御装置です。
SOG制御装置は、自社の設備で地絡(電気の漏れ)や短絡(ショート)が起きたことを検出し、区分開閉器を開かせて事故のある設備を配電線から切り離す装置です。地絡だけの場合は設定された条件で開かせ、短絡などで大きな電流(ロック電流値以上)が流れた場合は、電力会社側の遮断器が動いて電気が止まってから開かせます。波及事故を防ぐ役割を持っています。SOG制御装置が古くなって正しく動かないと、自社の事故で近くの建物まで停電させる「波及事故」につながるおそれがあるため、使い始めてから10年を目安に更新を検討します。
この記事では、SOG制御装置の役割と動き方、「方向性」があるものとないものの違い、交換の目安と交換を考えるきっかけを、専門用語をできるだけ使わずに説明します。そのうえで、恒電社がSOG制御装置を更新した施工事例を5件紹介します。
要約
SOG制御装置は、区分開閉器に「開け」と指示を出す装置
開閉器に付いたセンサーの情報から地絡や短絡を検出します。地絡のときは設定された条件で区分開閉器を開かせ、大きな電流が流れる短絡のときは、電力会社側で電気が止まってから開かせます。電柱の上のPASなどと、制御線でつながっています。
おすすめは「方向性」のSOG制御装置
方向性のものは、地絡が開閉器から見て自社の設備側で起きたのか、電力会社側で起きたのかを見分けます。近くの建物の地絡で自社の開閉器まで開いてしまう「もらい事故」を減らせます。
使い始めてから10年が交換の目安
日本電機工業会の資料では、SOG制御装置(GR付開閉器の制御装置)の更新の目安を、使い始めてから10年としています。年次点検の報告書で不具合や錆を指摘されたときも、交換を考えるきっかけになります。
この記事で使う言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 区分開閉器(PAS・UGS・UAS) | 電力会社の配電線と自社の設備の境目の近くに付ける開閉器です。自社側で事故が起きたときに、自社の設備を配電線から切り離します。電柱の上に付けるものがPAS、地中の電線で電気を受ける建物で使うものがUGSやUASです |
| SOG制御装置 | 区分開閉器と組み合わせて使う装置です。事故を検出して、区分開閉器を開かせます。電柱に取り付けた箱の中に入っていることが多い装置です |
| GR付開閉器 | 地絡を検出する装置(SOG制御装置など)と組み合わせた区分開閉器のことです |
| 地絡(ちらく) | 電気が電線から地面や機器の金属部分へ漏れることです |
| 短絡(たんらく) | 電線どうしが触れるなどして、大きな電流が流れることです。いわゆるショートです |
| 配電線 | 電柱や地中を通って、電力会社から建物へ電気を送る電線です。近くの建物と共用しています |
| 電気主任技術者 | 受電設備の工事や点検で、安全を監督(保安)する人です。お客様が選任します。条件を満たし、国の承認を受けて外部に任せる場合は、外部の委託先が担当します |
SOG制御装置とは
区分開閉器メーカーの戸上電機製作所は、SOG制御装置を「開閉器のZCT、ZPDのセンサ情報をもとに、短絡や地絡の発生を感知し、波及事故を防ぐために開閉器に開放の指令を伝えます」と説明しています。ZCT(零相変流器)は地絡のときに流れる電流を、ZPD(零相電圧検出器)は地絡に伴う電圧の変化を検出する、開閉器の中のセンサーで、地絡の検出に使います。短絡などの大きな電流は、開閉器の中の別の部品(過電流ロックリレー)で検出します(戸上電機製作所の接続図による)。方向性のSOG制御装置は、ZCTとZPDの情報を使って、地絡が起きた方向を判断します。
区分開閉器が電気を切り、SOG制御装置が事故を見つけて区分開閉器に指示を出す、という分担です。区分開閉器だけが新しくても、SOG制御装置に不具合があると、事故のときに区分開閉器を自動で開かせられないおそれがあります。

※短絡など大きな電流が流れたときは、電力会社側の遮断器が電気を止めたあとに区分開閉器を開きます(下の表で説明します)。
事故の種類ごとの動き方は、次のとおりです(戸上電機製作所の説明をもとにまとめています)。
| 自社の設備で起きた事故 | SOG制御装置と区分開閉器の動き |
|---|---|
| 地絡だけが起き、設定された動作条件を満たした場合 | 設定された動作時間で区分開閉器を開き、配電線から切り離す |
| 短絡など(ロック電流値以上の大きな電流)や、地絡と大きな電流が重なった場合 | 区分開閉器をいったん閉じたままにし、電力会社側の遮断器が電気を止めて無電圧になってから開く |
このため短絡の事故では、区分開閉器が正常に働いても、電力会社側の遮断器が動いた時点で、近くの建物が一時的に停電することがあります。
区分開閉器そのものの役割と交換時期は、PAS(高圧気中負荷開閉器)の役割を解説した記事にまとめています。
「方向性」と「無方向性」の違い
SOG制御装置には、「方向性」のものと「無方向性」のものがあります。違いは、地絡が開閉器から見て自社の設備側で起きたのか、電力会社側(近くの建物を含む)で起きたのかを見分けられるかどうかです。
| 種類 | 近くの建物で地絡が起きたとき |
|---|---|
| 無方向性 | 自社の区分開閉器も開いてしまうことがある(もらい事故)。電力会社が電気を戻しても、自社だけ停電が続く |
| 方向性 | 自社の区分開閉器は開かない。電力会社が電気を戻せば、そのまま自社にも電気が戻る(設定が適切で装置が正常に動き、構内の設備が電気を受けられる状態であることが前提) |

※無方向性でも、いつも、もらい事故が起きるわけではありません。方向性の場合の図は、設定が適切で装置が正常に動き、構内の設備が電気を受けられる状態であることを前提にしています。
戸上電機製作所は、他の需要家の地絡事故で自社の開閉器まで開いて停電してしまうことを「もらい事故」と呼び、もらい事故を防ぐために方向性の開閉器を勧めています。メーカーの資料では、無方向性の機種について、外の事故で不要に動かないように使える高圧ケーブルの長さの目安を示しています。
SOG制御装置が関わる事故
経済産業省などがまとめた令和6年度の電気保安統計では、工場やビルの受電設備などで起きた波及事故193件のうち、83件は「区分開閉器が動かなかった」ことで近くの建物まで停電が広がっていました。そのうち50件は、事故を見つける保護継電器の不良です。SOG制御装置は、この保護継電器にあたる装置の一つです。
北海道産業保安監督部の令和3年度の資料には、SOG制御装置に関わる波及事故の例が載っています。
- 新しく設置した設備で電気を受けるときに、地絡方向継電器の電源の配線をつながずテープを巻いたままにしていたため、開閉器の中の計器用変成器の二次側でショートが起き、焼損して波及事故になった
- SOG制御装置は動作していたのに、区分開閉器が開かず、波及事故になった。原因は、柱の上の開閉器の取り付け方の誤りを、月次・年次の点検で確認していなかったこととされている
資料では再発防止策として、保護継電器の試験の前後をダブルチェックすることや、点検のときに開閉器の取り付けの向きを確かめることを挙げています。SOG制御装置を交換するときは、交換後の試験で開閉器まで正しく動くことを確かめます。
波及事故の仕組みと統計は、波及事故とは何かを施工事例とあわせて解説した記事で詳しく紹介しています。
SOG制御装置の交換の目安と、交換を考えるきっかけ
日本電機工業会の資料では、SOG制御装置(GR付開閉器の制御装置)の更新の目安を、使い始めてから10年としています。屋外用の区分開閉器(高圧交流負荷開閉器)は、使い始めてから10年、または定格の電流での開閉が200回です。どちらも、ふつうの環境でふつうの点検をしながら使った場合の目安で、メーカーの保証や法律で決まった交換期限ではありません。
次のような状態があれば、交換を考えるきっかけになります。どれも、保安を担当する電気主任技術者に確かめてもらえる項目です。
| 確認すること | 見るところ |
|---|---|
| 使い始めてから10年近くたっている | 工事の記録や竣工時の書類(銘板の製造年は参考) |
| 年次点検でSOG制御装置の不具合を指摘された | 年次点検の報告書(継電器の試験の結果) |
| SOG制御装置の箱や区分開閉器に錆がある | 点検の報告書、外観の写真 |
| SOG制御装置の表示灯が異常を知らせている | 電気主任技術者による確認(方向性の機種には、異常を知らせる表示灯が付いているものがあります) |
| 無方向性で、近くの事故のたびに自社だけ電気が戻らない | 停電のときの記録、電気主任技術者への確認 |
年次点検の報告書でSOG制御装置の不具合や錆を指摘されたら、その報告書をお手元にご相談ください。恒電社は、報告書の内容と現地の設置状況を確かめ、区分開閉器とあわせて交換するかどうかを含めて、工事の範囲と停電日の候補をご提案します。点検と、点検結果にもとづく安全の判断は電気主任技術者の仕事で、恒電社は工事を担当します。
SOG制御装置の交換工事の流れ
この記事で紹介する恒電社の5件の事例では、どれも区分開閉器とSOG制御装置を同時に更新しています。工事は次の流れで進めます。
- 現地確認:区分開閉器とSOG制御装置の型式、取り付けの状態、電気の引き込みの状況を確かめる
- 電力会社との手続き:停電が必要な工事のため、必要な申し込みと停電日の調整を行う
- 交換:電気を止めてから、区分開閉器とSOG制御装置を取り替え、制御線をつなぐ
- 試験:電気主任技術者が行う継電器の試験や、区分開閉器との連動の試験に恒電社が協力し、正常に動くことを確かめる。恒電社は交換と配線の工事、施工に伴う確認を担当する
- 電気を戻す:電力会社が電気を戻し、建物の電気が使えることを確かめる
交換作業にかかる時間は、設置の状況や工事の範囲によって変わります。作業の時間に加えて、電力会社との調整や停電日の確保にかかる期間も見込みます。工事の手順と期間は、PAS・UGS交換工事の手順と流れを解説した記事で紹介しています。
恒電社がSOG制御装置を更新した施工事例
恒電社がSOG制御装置を区分開閉器とあわせて更新した事例を5件紹介します。施設の種類や、停電できる日の条件が近い事例があれば、工事の進め方の参考にしてください。
| 事例 | 行った工事 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1. 埼玉県熊谷市・工場 | 方向性のPASと、小さな漏れを検出する機能付きのSOG制御装置に更新 | 微地絡を検出する機能 |
| 2. 茨城県・食品工場 | PASとSOG制御装置を更新 | 電気主任技術者様からのご依頼。休業日に1日で工事 |
| 3. 埼玉県・保育所 | PASとSOG制御装置を交換 | 停電3時間 |
| 4. 埼玉県久喜市・古紙リサイクル施設 | 避雷器付きのPASとSOG制御装置に更新し、アース棒を新しく打った | 雷への備えもあわせて強化 |
| 5. 埼玉県北本市 | PAS・SOG制御装置・高圧ケーブル・LBSなどをまとめて更新 | 停電約5時間でまとめて更新 |
1. 小さな漏れを検出する機能付きのSOG制御装置に更新した事例
ご相談の内容
埼玉県熊谷市の工場で、PASとSOG制御装置の更新のご依頼をいただきました。
行った工事
方向性のPASに更新し、SOG制御装置は、PASが動く値に満たない小さな地絡(微地絡)を検出する機能が付いたものにしました。工期は1日でした。
SOGの更新としての意味
戸上電機製作所は、この機能について、点検のときに表示を確かめて改修の時期を計画することで、突然の地絡事故を防げる可能性があると説明しています。事故が起きる前に、設備の絶縁が弱っている兆しをつかむための機能です。
工事の様子と手順は、施工事例のページで紹介しています。

埼玉県 熊谷市・工場
2. 波及事故を防ぐために、PASとSOG制御装置を更新した事例
ご相談の内容
茨城県の食品工場で高圧設備の保守を担当する電気主任技術者様から、波及事故を防ぐために、使用年数がたったPASとSOG制御装置を更新したいとご依頼をいただきました。
行った工事
PASとSOG制御装置を更新しました。食品工場は停電が生産ラインや冷蔵設備に直結するため、工場の休業日に停電して、1日で工事を終えています。
SOGの更新としての意味
SOG制御装置は区分開閉器と組み合わせて動くため、この事例のように同時に更新すると、制御線の接続と試験を一度の停電で済ませられます。
工事の様子と手順は、施工事例のページで紹介しています。

茨城県・食品工場
3. 保育所で、PASとSOG制御装置を交換した事例
ご相談の内容
埼玉県内の保育所から、事故を防ぐために、使用年数がたったPASとSOG制御装置を交換したいとご依頼をいただきました。
行った工事
PASとSOG制御装置を交換しました。停電時間は3時間でした。
SOGの更新としての意味
交換の時期を前もって決めておくと、施設の予定に合わせて停電日を選びやすくなります。
工事の様子と手順は、施工事例のページで紹介しています。

埼玉県・保育所
4. 避雷器付きのPASとSOG制御装置に更新し、アース棒を新しく打った事例
ご相談の内容
埼玉県久喜市の古紙リサイクル施設で、PASとSOG制御装置の更新のご相談をいただき、雷から高圧設備を守る避雷器が付いたPASを使うことになりました。高圧の避雷器には、雷の電気を地面に逃がすアース(A種接地工事)が必要で、アースの抵抗値は10Ω以下が基本です(電気設備の技術基準の解釈 第17条・第37条。施設の条件による例外があります)。この事例では、管理値を10Ω以下としました。
行った工事
避雷器付きのPASとSOG制御装置に更新し、あわせて避雷器用のアース棒を新しく打ちました。抵抗値を測り、5.8Ωであることを確かめています。停電しない事前の工事と停電する工事の2日に分け、停電時間は4時間でした。
SOG制御装置の更新としての意味
区分開閉器とSOG制御装置の更新にあわせて、雷への備えも見直した事例です。
工事の様子と手順は、施工事例のページで紹介しています。

埼玉県 久喜市・古紙リサイクル施設
5. PAS・SOG制御装置と高圧ケーブルなどを、まとめて更新した事例
ご相談の内容
埼玉県北本市の企業様から、事故を防ぐための高圧設備の更新のご依頼をいただきました。以前に太陽光発電設備の工事を恒電社で行ったご縁です。
行った工事
PAS、SOG制御装置、高圧ケーブル、キュービクルの中のLBS(開閉器)を交換し、変圧器の絶縁油も交換しました。電力会社と調整しながら、約5時間の停電で工事を終えています。
SOGの更新としての意味
区分開閉器とSOG制御装置だけでなく、ほかの高圧機器も更新の時期が近い場合は、まとめて工事すると停電の回数を減らせます。
工事の様子と手順は、施工事例のページで紹介しています。

埼玉県 北本市
電気工事士に聞く、区分開閉器とSOG制御装置の選び方
解説者
高橋 宏武
インタビュアー
岩見啓明
恒電社の電気工事士が、過去のインタビューで区分開閉器の選び方と、交換にかかる時間について話した内容を、公開済みの記事から原文のまま紹介します。
回答:高橋 宏武(恒電社 エンジニアリング事業部 事業部長)。出典:PAS(高圧気中負荷開閉器)とは?役割・SOGとの関係・交換時期の目安を電気工事士が解説【設備オーナー向け】
「方向性」があるかどうかで選ぶ
ーーーPASの更新や新設時は、どのような基準で機器を選定していますか?
主に保護機能の条件で判断しますが、特に重要なのが「方向性の有無」です。
地絡事故が発生した際に、それが自社設備内(所内)で発生したものか、系統側やほかの施設(所外)で発生したものかを判別する機能ですね。
ーーー方向性がないと、どのような影響があるのですか?
無方向性の場合、近隣で事故が発生した際にもPASが動作してしまうことがあります。
その結果、電力会社が再送電しても自社設備だけ復電せず、現地で電気主任技術者によって手動復旧してもらう必要が出てきます。
一方、方向性機能があれば、所外の事故では動作しないため、電力会社の再送電時にそのまま復電できます。そのため現在では、方向性付きPASが標準的に採用されるケースが多いです。
※方向性の機能が防ぐのは、構外で起きた地絡で区分開閉器が不要に動くことです。設定が適切で正常に動くこと、構内の設備が電気を受けられる状態であることが前提です。
交換にかかる時間
ーーーPASに不具合が生じた場合、復旧までにどの程度時間がかかるのでしょうか?
交換作業自体は、条件が揃えば2〜3時間程度で完了することが多いです。
ただし、実際には「電力会社との調整」「停電計画の確保」「作業日程の確保」といった事前準備に時間がかかるケースがほとんどです。特に、高圧設備の工事は単独では完結しないため、系統側(電力会社)との調整は時間を要します。
緊急性が高いと判断された場合は優先的に対応されることもあり、1週間程度で工事ができたケースもありますが、通常はそれ以上の期間を見込む必要があります。
まとめ
- SOG制御装置は、区分開閉器と組み合わせて使い、自社の設備で起きた地絡や短絡を検出して、区分開閉器を開かせる装置です。短絡のときは、電力会社側で電気が止まってから開かせます。
- 方向性のSOG制御装置は、地絡が自社の設備側で起きたのか電力会社側で起きたのかを見分け、近くの建物の地絡で、自社の区分開閉器まで不要に開いて停電する「もらい事故」を減らせます。
- 日本電機工業会の資料では、SOG制御装置の更新の目安を使い始めてから10年としています。年次点検の報告書で不具合や錆を指摘されたときも、交換を考えるきっかけになります。
- この記事の5件の事例では、どれも区分開閉器とSOG制御装置を同時に更新しています。交換には、電力会社との調整と停電日の確保に時間がかかります。点検で指摘を受けた段階で、工事の時期を決めておくと安心です。
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SOG制御装置や区分開閉器を使い始めてから10年近くたっている、点検でSOGの不具合や錆を指摘された、近くの事故のたびに自社だけ電気が戻らない、という段階でもご相談いただけます。年次点検の報告書をお手元にご用意いただくと、現地調査と工事の範囲のご提案が早く進みます。
この記事を書いた人
蕨川 真央


![PAS・UGS交換工事の手順と流れ|見積りから停電・復電、費用の内訳まで[東京電力管内・設備オーナー向け]](https://electrical-engineering.koden-kk.co.jp/hubfs/koden-media/eng/eng-3528-0746bc13.png)